2012年9月19日水曜日

ラリー北海道のまとめとJRCAビデオ


完走したかったなあ・・・

でも、史上最高にものすごくいろんなことを考え、考えさせられ、得たものがすごく多いラリーだったと思います。と、過去形にしてしまったけど、まだ残務がたくさんあって全然過去のものになっていませんが。

まず感じたのは、自分達は思っていたよりずっとたくさんの人に応援されているということ。こんな短い期間でゼロから全てを準備して出場できたなんて、本当にいろんな方の協力のおかげです。車両の面でご協力いただいた横浜ゴム(株)様、(株)テイン様、SYMS Racing Team様、アライモータースポーツ(株)様、エムケーカシヤマ(株)ウインマックスディビジョン様、工藤幸弘様、カマタスポーツ様、製作・広報にご協力いただいたeses Factory様、小坂和生様、レーシングスーツをお借りしたTeamENGINE様、チームのサービスの皆様、そして会場で応援してくださった皆様!ホントにありがとうございました!そして残念な結果で申し訳ありませんでした・・・

もう一つ考えさせられたのは、やっぱり「体制」の重要性ですね。今回、出来る範囲で精一杯のものではあったけど、やはりトップドライバーがふさわしい結果を出すにはそれなりの準備が必要ということを改めて感じました。まあ、当たり前と言ってしまえば当たり前なんですけど、それを頭で考えて当たり前と思っているのと、体感して思うのでは違うもんだとこれもまた思ったところ。

「運動エネルギーは速度の2乗に比例して大きくなる」と昔習ったとおり、ああいうタイムで走るということはキロ1秒2秒遅いタイムで走るのとは路面から車への入力も熱対策も全く違い、車両作りからそういうことを織り込んでいかないと車がもたない。使うパーツの一つ一つにふさわしいクオリティが求められていて、どこかに不足があればそこから壊れていく。トータルで出来上がってないと戦えない、というのはこういうことかと。

もちろんこれができるだけのことだったという気持ちはあるし、もしかしたら本来はその中からはみ出さないように走るべきだったのかもしれないですが、TAKUMAXのパフォーマンスを見せられるチャンス自体が今の時点では限られてしまうので、平凡なタイムを並べるよりやっぱり行ってよかったかなという思いもあり、どちらが果たしてよかったのか、いまだわからないところがあります。まあ、結果は結果、自分としてはまたひとつ経験値を増やした、ということにしとこう(そんなンばっかりだ!笑)。




あ、ところで皆様JRCAビデオ↑は見ましたか?何人分も出てくるインカーの中で、ペースノート読み上げタイミング早読みNo1がTAKUMAX、遅読みNo1が正史さん(だったと思う)で、我ながら苦笑です。宮城さん、そのスピードでたった200mの直線走ってる間によく「200でぇ~」なんて悠長に言ってられますね(笑)。TAKUMAXには「遅いっ!!」と怒られ、正史さんには「早すぎて判らなくなる」と言われ、コドライバーは”出来て当たり前”、と言われても、やっぱり練習と慣れが必要です。ドライバーによってこれだけ要求に差がある、ということなんですね。そこを待ちきれなかったのが去年正史さんが勝てなかった理由だったらヤだなあ・・・。

これで今年の参戦予定は一応終わり。これから人一倍長~いオフシーズンに入ります。
冬眠の季節なのに札幌は異常気象の連日夏日!本来ならそろそろストーブの季節ですよ。

追伸:さっきおそろしいものを見てしまいました。あそこでちょっと道を外れるくらいでリタイアしたのはむしろラッキーだったかも・・・・・・

2 件のコメント:

  1. まだ終わらないよ、オールスターの0カーですよ。

    オヤジ

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    1. もしや本物のオヤジ!?

      ガッテンですよー

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