2013年10月29日火曜日

TRDラリーチャレンジ 新城

我ラ無事カエル。



そんなわけでこの週末はTRDラリーチャレンジ新城ラウンドに行ってきました。
既報のとおり、毎日変わる台風進路予報に翻弄され、当初の予定を1日早めて木曜夜に名古屋へ。実際には台風は予想より海側のルートを通りましたが、新城付近に金曜の夜から土曜に朝にかけてかなりの雨を降らせ、全日本選手権にさまざまなドラマを生んだわけです。

TRDラリーチャレンジは台風もすっかり通り過ぎた土曜の午後からレキ、日曜が本番。雨はちょうど会場についた時に上がり、その後は次第に晴れ、日曜は終始快晴路面ドライのラリー日和でした。参加台数は定員一杯の60台、とうとう不受理も出たとのことです。各地のディーラー関係の方やトヨタの関連会社の方が多かったそうで、モリゾウさん効果(?)は絶大ですね。こういうのがしばらく続くと、たとえディーラーの方が出なくなったとしても、お客さんにラリーの面白さを伝える素地が出来てくるのだろうと思います。ほとんどの方の、車との第一の接点はディーラーですしね。



今回は今年3回目のモリゾウさんのコドライバーで出場、結果は既報のとおり、クラス4の18台中9位で無事完走できました!モリゾウさんは全戦完走、優勝2回でクラス4のシリーズチャンピオンになり、私は、ラリーチャレンジのホームページによればコドライバーのシリーズ5位だったようです(チャンピオンはコンペ86の大野選手)。


いつ行っても難しい雁峰林道。これにいつもとは別の部分を使った本宮山スカイラインこと「作手北」と、初使用となる県営新城運動公園内のステージを組み合わせて全5SSを走りました。昨年も同じ区間を走った雁峰で1年前の初出場時のことを思い返してみると、この1年間の進歩が感じられようというものです。ラリー中はいろいろありましたが、とにかく終わりよければ全て良し、無事カエルということにしておきましょう。ドライバーモリゾウさんはじめ、GazooRacing、TRDの皆様、ラリーチャレンジの主催、そして参加の皆様、1年間ありがとうございました。

ここからは恒例の小ネタの時間です。


今回は新城県営公園のSSをUstreamで全世界に生配信!全日本のSSの中継を見ましたが、すごいクオリティです。コース脇に5台くらいカメラがあって、どんどん切り替わりながらスタートからフィニッシュまでほぼ完全中継。ゲストで来ていたトシアライさんの解説付きです。写真はそこにモリゾウさん飛び込むの図。このテレビの前では2人の間の微妙な距離感が大ウケでした(画面の「う」のあたり)。
ところで、Ustream中継中に「ノリピーはドS」発言があったという聞き捨てならない噂を聞きましたが、そんなことを言いふらしているのは誰ですか。本人的にはどっちかというとMだと思うんだけどな~。


TRDの0カーはTE27。最近の流行はエコカーか86だけど、こういうのも良いね。


TC時間待ちをしていた県営公園の駐車場でモリゾウさんは老若男女にモテモテでした!サービスパークでは報道陣に囲まれてしまうので普通の人が一緒に写真を撮ったりするのはなかなか難しかったけど、裏の駐車場は撮られ放題でした。


その駐車場の地主さんが見せてくれた鹿とイノシシだったもの。「鹿やイノシシが出てくるから気をつけなさいよ」と言われていたその頃、全日本0カーのこずゑ姉さんは林道で鹿に遭遇していたらしい。


日曜日は全日本とTRD合わせて約100台。スケジュールがタイトな上にコースアウトも多く、オフィシャルも大変そうでした。お疲れさまでした&楽しませていただきありがとうございました。


イベント会場ではデモランや出店、手筒花火などいろんなイベントがあったらしいです(結局行けなかったので詳細は不明)。このインプレッサ、最後の同乗者はなんとモリゾウさんだったらしい。またひとつラリーのエキサイティングな一面を知ってしまったのでは・・・。行きましょう、世界の道と世界中のラリーファンが待っています。

さらに恒例の旅日記も少々。


今回は時間があったので、式年遷宮で大いに話題になった伊勢神宮に行ってきました。神道のいわば総本山。常に生まれ変わっていく姿が神道の本来の姿なんでしょうか。
ひとしきり歩いた後はもちろんおかげ横丁で買い食いです。伊勢うどんと手ごね寿司と赤福を食す。


帰りの千歳でも時間があったので、せっかく鮭の季節だし、と、かねてから行ってみたいと思っていた「千歳サケのふるさと館」に行ってきました。今が鮭遡上の最盛期ということでしたが、千歳川の中はウグイでいっぱいでした。どうりでウグイばっかり釣れるわけだ!

相変わらずまとまらない報告ですが、終わります。
次の話題は・・・なんだろう?しばらく冬眠かな。では、また。

2013年10月28日月曜日

TRDラリーチャレンジ終了

ヒヤッとした場面もありましたが、何はともあれ無事完走しました。クラス18台中の9位でした。
コドライバー的には、今回はリエゾン区間のいろいろな罠をパーフェクトにクリアできたのが良かったところか。
詳しくは後ほどまとめ記事にて。
これから始発の飛行機に乗って北の大地に帰ります。まだ紅葉残ってるかな?

2013年10月27日日曜日

TRDラリー 新城 スタート

これからSS1です。
朝のサービス会場からものすごい数のカメラと人でした。2車線のキャッツアイ付きの道で策士策に嵌らないように気をつけようと思います。。。
山の電波が悪くて投稿できなかったみたいですが、SS1はヒヤっとした所もあり、なんとなく不完全燃焼な気分で終了いたしました(^^;;

2013年10月25日金曜日

今週末はTRDラリーチャレンジ新城。

今年の最終戦です。

そんなわけで、名古屋にいます。
天気は重たい曇り空。しかし風は穏やかで、言われなければ台風とは判らないくらい。
そして南の暖かい空気が入っているせいか、ずいぶん暖かいです。

なのに、名古屋駅で半袖、私だけ。
…暑くないですか?

全日本ラリーは今日レキで明日明後日で本番ですが、TRDは明日の午後レキで、日曜の朝スタート。
今回もカーナンバー104、モリゾウ選手のコドライバーを務めさせていただきます。
ぜひとも全戦完走といきましょう!!

ちなみに、聞くところによると新城のTRDラリーはトヨタのお膝元で開催の話題のイベントということもあって、上限の60台を上回る申込みがあったとか。86のクラスもすごい台数でした。今回限りじゃなく、来年にもこの盛り上がりが続くと良いですね。

2013年10月15日火曜日

とかち2013

北海道ラリーシリーズ最終戦「とかち2013」のサービスに行ってきました。
今年4回目の陸別です。

今回はレキでジュニアCクラスのワタル選手と臨時ラリーセミナー(?)をしていました。ペースノートの基本中の基本は、やはりコーナーのベンドと直線距離の正確なジャッジだと思いました。いろんな補助語でカッコ良くするのもいいけど、まずは正確なジャッジ・・・だと思います。個人的には。皆様いかがでしょうか?


羊肉をカットするサービス隊長。その働きのかいあってジンギスカンは1食で完食。これが残ったら、去年のように、次の食事も、また次の日もジンギスカンになるところでした。食べきれる量でよかったです。


ワタクシ達の作品はこちら。おにぎり2升分。
ラリーは最終戦にふさわしい熱戦が繰り広げられたようです。
ヤマケンさん4年連続チャンピオンおめでとう。


今回は連休だったので、前後の道東観光も満喫できました。


何十回も陸別に通い続けて、とうとう初めて銀河の森天文台に行ってきました。
夜は大人500円。1階に展示スペースがあり(写真)、2回には天体望遠鏡があります。115cm大型望遠鏡とポータブルのやや小さめのやつ2台体制で、現在オススメの星を次々と見せてもらいました。アンドロメダ星雲とかスバルとか見ましたよ。スバルの星がたくさん有りすぎて驚いた。
 

SSコース脇のやぶの山ブドウ。今年はほとんどの山ブドウの蔓が大豊作でした。こんなに実が付いていた年は近年無かったと思う。


阿寒湖も陸別から近いです。せっかくチーム分けまで決めていたのに、ボートが休みだったのが残念~。阿寒湖漁協で発売しているレイクロブスタースープ缶を購入。湖で獲れるウチダザリガニのスープ、美味いです。特定外来種のため、乱獲による絶滅の心配も不要。


阿寒湖から海に向かって南下すると釧路湿原。


7年ぶりに来た釧路幣舞橋。釧路は「世界で3本の指に入る夕日が美しい町」と、釧路名物スパカツ(鉄板の上に載せたスパゲティにトンカツとミートソースを乗せた食べ物)を食べた店に書いてありました。あと2つはどこなんだ?
今回は食べずに来てしまいましたが、釧路といえば魚介類の超本場。次回はぜひ魚介類の美味しい店に寄りたいと思います。

そんなわけで、ラリーの聖地陸別に行ったら、道東観光もどうぞということで・・・

寝ます。


2013年10月3日木曜日

ラリー北海道2013

十勝早起きの旅。



Leg1のスタートは5時。00は4時半過ぎにはタイムコントロールの開設状況のチェックをするので、ホテルを出るのはまだ街に昨日を生きている人たちが残っている時間。
以来、惰性で早起きし続けています。
寝ても寝ても眠い。


Rikubetsuスタートにて。
この頃にはもうすっかり暖かくなっていますが、現地オフィシャルによればセットアップ時には-2℃まで下がっていたとのこと。とはいっても、陸別の平年値はすでに5℃くらいなので、そんなに珍しいことではないはずです。9月下旬まで残暑が続いた去年は異常でした。



そんな訳で、00カーでした。
車はTRDラリーで脇坂選手や佐藤久実選手がドライブした86です。86、いい車なんですけど、積載力はなかなか微妙です。infomationとかequipmentとかの「おつかい」が主要業務の前走のコースカーが無く、00が最初にコースを走るため、TCの看板やら鉄ピンやら工具やらでまあ最初からトランクは一杯なわけです。そこに「アレ持たせるからアソコに置いて来て~」という「おつかい」。となると、おのずとドアを開けるとロールゲージ代わりに無線のアンテナが入ったり、ステージのオフィシャルで配りきれなかった弁当をひざの上に抱えて配達したりすることになるわけです。現場対応力が鍛えられそうです。

ドライバーは元チームいすゞでススキノにお住まいの坂さん。「30年ぶりにFR乗ったわ」ということで、楽しそうでしたよ。ええ、楽しすぎてちょっとした事件もあって関係の皆様には大変ご迷惑をおかけしまして申し訳ありませんでした。そのおかげで今年初の雪虫を見られて、さらに、今、家に山ぶどうジャムがあるわけですが。


Yamwakkaで仕事していた証拠。前周回でリタイアし、コース内に残っている車両の状況のチェックもしていました。いろいろありましたが、ラリーが無事に終了してよかったです。


00カーのサービスの皆様。ありがとうございました。

ここからは雑多なトピックなど。


Satsunaiシェイクダウンにて。今回は約10年ぶりにサービスパーク脇の河川敷のSSが復活しました。以前使っていた時はもっと中の方でクネクネ曲がっていたような気がするけど、今回は1回「ト字右」があった他は3つくらいそれなりのコーナーがあるだけでほとんどまっすぐ。ギャラリー的には、少なくともコースまでの距離は近かったです。


昨年に引き続き、全車にRallySafeのトラッキングシステムが搭載されました。選手バージョンでは、各タイムコントロールやSSスタートで自動的に表示が切り替わりますが、00バージョンはその画面ではなく、スタッフに聞いたら「オーストラリアで飛ばしすぎてリタイアした00カーがいてさ、それでやめてるの。」とのこと。あっ、やっぱりそうですよね。


そんなわけで、00カー用の画面はこちら。「時計」「距離計」「スピードメーター」機能が使えます。00だけの機能として、左下の「course clear」というボタンがついていました。SSを走った後これを押すと、コースがドライかウェットか中間かを選んでコマンドセンター(帯広のHQ=ヘッドクオーターにある管制に送るシステムになっています。そのコース情報が各車の端末に送られてる・・・と思う。また、万が一無線が上手く届かなかった場合でも、HQでコースクリアだったことが判る、という役目もあるとのこと。


今回はスタートセレモニーの中で、「ラリーで出会ったカップルの結婚式」というイベントがありました。末永くラリー観戦を楽しんでください。


0カー後片付け中。今回の0カーはスバルのBRZ、ドライバーはハナコさんことこずゑさんでした。コドライバーは宮城さん。お疲れ様でした。オフィシャルしか聞いていないと思いますが、コース内での宮城さんのマイクパフォーマンスが面白いんです。ああいう芸が私には足りないなあ。精進します。


最後に、京都でクスコレーシングの選手全員から「帯広に行ったら絶対食べに行け!」と言われたお蕎麦。行きましたとも。親子2代40年続く味、だそうです。ドライバー氏曰く「俺、昔、椎葉村でこういうの食べたわ」とのこと(椎葉村→「ひえつきラリー」が行われていた宮崎県の椎葉村。平家落人の里。山深い村です)。完食・・・しましたとも。

これにてラリー北海道レポートを終わります。
ではまたいつかどこかで。

ラリー日誌は次は再来週に「ラリーとかち2013」の予定です。10月半ばの陸別。寒そぅ~。