2014年2月24日月曜日

EZO ENDLESS RALLY 2014

禁煙テント、現る。


私がラリーを始めた頃は日本男子の喫煙率約65%(女子は約18%)、ラリーストは猫も杓子も喫煙者だった気がしますが、朝の時点でテント周りでタバコを吸う人はたったの2人。
「ベンチ置いてあげるね♪」 と、テントの前に「喫煙所」が出現しました。
ほんとにタバコ吸う人が少なくなりました。

北海道ラリーシリーズ第2戦、第27回EZO ENDLESS Rally に行ってきました。
過去何度も書いたと思いますが、毎年同じような設定でやっているブリザードラリーとエンドレスラリー。なぜかいつもエンドレスの方がエンドレスになりがちなのは、結局、時期的に積雪量が多いということなんでしょうか。今回も引き続き新千歳モーターランドのダートコースでの開催でしたが、ハイスピードセクションもあって久々に趣きの違うコースだったらしい。


白い雪原に白い車、見つけられますか?
ラリーは4年連続チャンピオンのヤマケン君が前戦に引き続き貫禄の2連勝。


ワタクシめと言えば、こちらも前戦に引き続きうどん係を担当いたしました。
前戦と同じ肉うどん・・暖まると評判のあぶらうどんです。今回は肉のあぶらの他に、あぶらあげからもあぶらが出ています。


なんてね。
実際は作っている最中に表面に浮いているあぶらはそこそこ取っていますので、安心してお召し上がりください。「ラリーってどんなことやってるのか見てみたい。」「あぶらうどんに興味あります。」という方、ぜひサービスに遊びにきてくださいね。
北海道シリーズの次戦は5月11日(日)陸別町にて開催です。
毎年寒いので、次もあぶらうどんになるかもね。

2014年2月19日水曜日

十勝に行ってきました。

この週末は「歓迎  新井大輝君」(?)ということで十勝に行ってきました。


車は突っ込みどころ満載の初代インプレッサGC8「肉」。
なんと言いますか、たとえば助手席に座っているとどこからともなく「風の子守唄」が聞こえてくるんですよ。しかし、うっかり寝てしまう心配はご無用です。寒いので。。。万事そんな感じの車です。


十勝では日曜日に”ラリー風”走行会がある予定でした。折りしも、2日前から関東地方に記録的な大雪を降らせた低気圧の影響で土曜の午後から雪が降り始め、日曜の朝は30cmを超える積雪。レキ終了時点で主催者が中止を決定し、残念ながらそのまま帰ることになりました。たしかに走行会なので全車がそれなりの装備をしているわけでも無いし、コースも白すぎて壁と路面の区別が付かず・・・決行したらしたでスタック祭りになるのは必至だったことでしょう。イベント自体は再来週に延期して開催ということなので、その日なら行ってみようかなという方がいたら、ぜひ十勝サーキットのホームページを参考に申し込んでくださいませ。


イベントは中止でしたが、観光したり。


合宿したり。


豚丼を食べに行ったり。

もちろん練習もしたり。ヒロキ、暴れ馬GC8と格闘。
普通のコはエベレストに登りたいと思っても、そのふもとまでの行き方を考え出すことも、実際にそこに到達することも気が遠くなるほど難しいと思うけど(自分もそうだったし)、ヒロキの場合はそこに至る道筋は見えているように思うので、そのことへの感謝を忘れずがんばってほしいと思いました。



そうそう、懐かしのハナコ(2009年大井こずゑ選手全日本ラリーJN1.5クラスチャンピオン号)のモデルカーを作った方にお会いしましたよ。すごい精密でビックリ!ありがとうございます。

2014年2月11日火曜日

JAFドライビングテクニック講座 冬道編

「冬道の運転に不安のある方もそうでない方も・・・
自分の車が、どんな動きをするか知ることが交通事故防止につながります。
さらに希望者にはスノートライアル体験も!」

とJAFメイト(地方欄)に載った、JAF札幌支部主催のドラテク講座に行ってきました。
恥ずかしながら一応、講師としてです。



定員50人のところ、なんと100名以上の応募があったという人気イベントです。JAFの担当の方の分析によれば、インターネット経由の、しかも夜の申込みが多いんですって。

抽選で選ばれた参加者のうち、純粋に安全運転講習会として申し込んだ方が3割、あとの7割はモータースポーツ走行希望ということでした。ごく普通の車(ミニバンとか)に乗っていても、車で走ること自体に興味がある人ってそれなりにいるんだなあというのが率直な感想です。



本日のメイン講師は奴田原選手。本人のブログによれば、モータースポーツライセンスを持つ利点は「モテる!」だそうですが、本当?



私はスラロームコース担当で、パイロンを置くところから設定させていただきました。
ニュース番組の撮影クルーの狙いは残念ながらぺターソルベルグさんではなく・・・
一番モテモテだったのは、横浜ナンバーのウィッシュで参加の一般の女性ドライバーの方です。まるで50人が全員そういう人だったようなニュースになるんだろうなあ…




午前中は全体を3グループに分けて座学、スラローム&ブレーキング、コース走行を一通り体験し、午後からはタイムトライアルと、希望者はスラロームの復習。午後からは何度かパイロンの配置を変えてみました。ドライバーがみんなニヤニヤしていたということは、最初よりだいぶ難しくなったということだと思うんですけど、いかがでしたでしょうか?

閉会式には来週のコックピットチャレンジトライアルEZO ENDLESS RALLYの主催者が来て、さっそくクローズドクラスへの出場をお勧めしていました。特にENDLESS RALLYは初めて競技に出る方には複雑なラリーのルールも手取り足取り教えてくれて安心です。

これを機会にラリー出てみませんかー!
(上のリンクをクリックするとさらに詳しい説明があります。)

2014年2月5日水曜日

BICC Rally of Tsumagoi 2014

モティベーションをあげるもの。



噂に聞くつまごい冬のラリー祭に行ってきました。
結果はrallyplus.netに「貫禄の優勝」と書かれた、まさにそのとおり。ある意味、そうあってもらわなければ困る、ということでもあるように思いますが。

今年の特徴といえば、昨年までと出走順が違ったこと。東日本選手権にエントリーした19台が(FFの小さい車まで含めて)全部走った後、BICCカップ(東日本選手権のポイント対象外)の選手が走りました。冬のラリーでは、ほんの少し出走順が違うだけで路面状態は激変し、多くの場合は後の出走になればなるほど路面はスタッドレスで磨かれてツルツルになっていきます。

今回は、例年優勝争いを繰り広げる、「世界」ことトシ新井選手と「レジェント」こと超地元スペシャリスト黒岩選手を20番以降にしたことで、地区戦枠で最初の出走順となる選手とのタイム差が付きにくくなり、総合優勝をかけて戦うBICCカップの展開が面白くなりました。

普段地区戦を走っている選手にとって、地区戦仲間と競い合うだけでなく、「世界」や「レジェンド」とタイムを競ったり、走りを比べたりする機会があり、しかも意外とタイム差が付いて勝っちゃったり、圧倒的に負けたりできるのって、相当刺激になると思うんだけど実際のところどうなんでしょう?

コドラ的には随所で至らなさを露呈。うう~ゴメンなさい。しかし、「失敗の中にはたくさんのヒントがある」という意味では、ドライバーには申し訳ないけど、これもまたもっといい仕事へのモティベーションが上がるというものです。

最近はコドラで乗ってドライバーに怒られることはなかなか少ないんですが、これが、コドラが「偉く」なってしまっていたり、お客様扱いされていて怒られないんだったら、ちょっとマズいと思うのです。その点、トシ新井選手の容赦なさはある意味ありがたく、次にラリーに出るときはあれをこう変えてみようとか、試してみたいことをたくさん思いつきました。

ドライバー的には、どうなんだろう?今シーズンがもっと速く、今より速く走るためのモティベーションが上げられるシーズンであることを願ってますよ。




ラリーが開催されたのは浅間山を近くに望む群馬県嬬恋村。同じく夏野菜産地の北海道ではマイナーですが、関東では夏涼しい気候を活用した夏野菜栽培で有名な村です。




そう、嬬恋といえばキャベツ、と、子供の頃、社会の授業で習いました。そして、かつてスピードスケート界を風靡した何人もの黒岩選手達。何から何まで私の嬬恋イメージそのままの地元の大スター、「レジェンド」黒岩選手のキャベツ号です。とってもリアルなキャベツがステキ、しかも速い。



今年は事前情報どおり雪は少なめで、最近除雪したばかりの林道SSにはかろうじて雪と雪壁があるものの、リエゾンには沿道含めほとんど雪は無し。SS内はコーナーによって雪・アイス・舗装・ブラックアイスとめまぐるしく路面が変わります。そしてつづら折から平均速度94キロのパノラマラインまで。難しいです。

パルコール嬬恋のショートステージはコースの形に雪は敷いてあっても、選手がずっとその上を走るわけも無く、ダートラになってました。容赦ない運転手に砂利をぶつけられた皆様、ゴメンなさい。
写真はパルコールで見かけた「100円ショップで買えるオーバーシューズ」。なるほど。これは使えるかも。道内では見たことが無いかな?

 
そんなわけでタイヤもズタボロに・・・まあ、リアタイヤは最初からボロだったけど。まともだったフロントも終わる頃にはボロボロでした。パルコールではもったいなくてタイヤ交換です。



今回は東日本組が前を走るので、コースクリアを確認するオフィシャルカーが東日本戦とBICCカップの間に走りました。ドライバーは綾部(美津雄)さんです。「俺が露払いしてやってるんだから、お前ら気持ちよく走れてるだろう!」と言いつつ、本人も気持ち良さそうに走っておられましたよ。おん年67歳。まだまだ若い、そして速いです。

Photo by Nopposan

あんまり写真が無いんですけど、バンパーが無くなることもなく、形もほとんど変わらず、最初のSSでちょっと深雪にハマったくらいで、びっくりするほど何事もなくフィニッシュ。さすが。持参した作業用防寒手袋はタイヤ交換に活躍しました。

Photo by Nopposan

夜のパルクフェルメ。
なんか幻想的ですね。サービスパークは「ホテルグリーンプラザ軽井沢」にあり、一般のお客様もたくさんいる場所です。パルクフェルメは足湯の前。

Photo by Nopposan

夜はいよいよ、かの有名なパーティ。
表彰式、超いい笑顔です。

Photo by Noppposan

父と息子の親子漫才にもゲスト出演させていただきました。詳細はとても公共の場には書けませんが、要するに、いろんな面で子は親の背中をみて育つということです。

Photo by Ayako F.
女子のみなさまと。妖怪も混ざってますが。


最後に旅日記を少々。
今回は行きが成田行きのジェットスター、帰りが羽田からのスカイマーク。1月から新しいLCC、バニラエアも就航して、千歳からの移動は本当に安くなりました。航空会社によって微妙に客層が違い、ジェットスターは外国人率高し。隣は外国の人かも、と普通に思う感じです。帰りのスカイマークは最終便ということもあって、周りはディズニーランド帰りの若い彼氏彼女だらけでした。そこの彼、彼女をエスコートしていい気になる前に、よその人にもっと気をつかいなさいよ。


ジェットスターの「機内安全のしおり」。
機内でのストレッチの仕方かと思いました。いいセンスです。

では、また。

2014年2月2日日曜日

BICC Rally of Tsumagoi 結果

おかげさまで2014シーズンを開幕戦優勝でスタートすることができました。関係の皆様お疲れさまでした&ありがとうございました!
詳しいリザルトはこちら。
http://www.n-mosco.com/biccrally/result/2014/bicc/result.html

自宅まであと5時間のリエゾン、公共交通機関なので乗っていれば着くはずですが、電車で寝すごしてうっかり湘南まで行ってしまわないよう気をつけねば。
詳しいレポートはまた改めて。