自分で見せ場を作って自分で盛り上げる、まさにそんな展開となってしまった久万高原ラリー。リザルトを見ていた人はひじょーに盛り上がったと思います。トップと40秒差総合23位からものすごい勢いで追い上げるも最後コンマ何秒わずかに届かず、既報のとおり2位でした。
SS1を舗装からスタートして、まだ1ミリもグラベルを走らないうちに「赤い部品がいっぱい散らばっていた」人が優勝したんだから、単純に速さがどうというより、それぞれいろいろ事件があって、全部まとめてこの結果ということなんだと思います。たった70kmのSSなのにパンクしたりスピンしたり。ノートの枚数は33.29kmに87枚。今回もコーナーがいっぱいあるラリーでした。
ラリーの展開についてはここで改めて書かなくてもあちこちに書かれているので、省略。コドライバーの範疇のことについて。
Pacenote.comのノート、もう10年くらい使っているんですけど、今回はMartin Meadowsさんがわざわざ引いてくれた罫線を無視して行間を広めに取ってみました。去年誰かが「河原」と書いていた大野ヶ原の突き上げには、あの上等なサスペンションの付いた車でさえこのくらいで丁度いいような気がしました。減らしてよかった。
それでもしゃべっていて時々スムーズに言葉が出てこないことがあり・・・(涙)「噛むな」と何度言われたことか。明らかに読みづらいところはあらかじめ練習してから行くので意外と読めるんですけど(たとえばlong three left plus tightens two left plus longとかを正しく発音するには訓練が必要だと思う)、なんてことないところでつっかかったりするのはやっぱり要修行です。ああ、噛まない口になりたい。。。
そして霧!!これは要修行としか言い様がない感じ。どうやって練習しよう??
よくもまあ毎回こんなに宿題があるものだと自分に感心しますが、欲張らず、いや、なるべく欲張りながら一つ一つクリアしていきたい。
ということで、旅日記です。
行きの飛行機は羽田乗継の松山行き。初めてのB787。翼の曲線が滑空する鳥の翼みたいなんです。これって空気抵抗の少ない効率の良い形なんだろうか?
松山で群馬からの陸路組と合流するまでしばし時間があったので、観光してみました。松山市駅前「槇」で宇和島風鯛めしをいただき、お店にいた人としばし歓談。そしていよてつの路面電車、夏目漱石の小説「坊ちゃん」にちなんだ「坊ちゃん列車」に乗車。松山市駅-道後温泉間20分300円。書生さんぽい感じのお兄さんが沿道の観光案内をしてくれました。
今回の宿はサービスパーク隣接の「白銀荘」。寝るところと風呂以外何にもありません。食事無し。ということで、アウトドアをこよなく愛するアライモータースポーツのお食事は毎日「野外ごはん」。初日は「すき焼きが食べたい。」ということで、サービスパークに着いて、早々にすき焼きを製作。意外とイケていた。
次回福島もアウトドア、なのか?宿に夕飯はついていません。
スタート前の一幕。J-sportsのインタビュー中。余裕な感じのドライバーな人。
その隣で余裕の無いコドライバーな人。
テスト前に最後の悪あがきをする受験生みたいです。
1日目はお天気も良く、快適だったんですが。
2日目は雨でドロドロ・・・大変お疲れ様でした。これであとコンマ何秒を逆転できてたら疲れも吹き飛ぶというものなのに。
ということで、2位の表彰式。次こそは優勝コメントを述べたい。そのために飛行機もいちばん遅くに出られるやつを予約したのでがんばります。
連休終わって札幌は桜が満開でした。
今週は(というか、あと1時間後出発で)北海道地区戦RTCで陸別。
自分的には今週はレジャーなので!アイヌネギ入り油うどんを食べたい方は陸別イベントセンター前セキネンラリーチームのサービステントまでお越しください。
ではでは。