2016年10月31日月曜日

Malaysian Rally 日曜日

ステージは夜中に雨が降ったけどようやくあがったと朝聞きました。全部が滑るわけではなく、コーナーごとの差が極端になり、経験で予想するしかないという難しいコンディションでした。そんな中、無事完走。
最後の14kmのステージのスタートからたった3.5kmくらいでタイヤがバーストし、残り10km以上もそのまま走る羽目になりましたが、エンケイのホイールはまったくOKでした。良かった、途中で割れなくて!

結局、APRC登録ドライバーの2位、総合4位、同時登録していたマレーシアラリー選手の総合1位になりました。詳しくはまた次回に続きます。

2016年10月30日日曜日

Malaysian Rally 土曜日

ようやく本番、例年に比べるとちょっと涼しく、なんとなく拍子抜けです。といっても多分、35℃が31℃くらいな感じですが。
レグ1は4本のステージを2回ずつ、120kmのSSを走りました。今回はタイム的には定位置ですが、上位とのタイム差がいつもより小さく、ちょっといい感じです。そんなわけで無事1日終了。レグ2もこのペースで行きたいです。

2016年10月29日土曜日

Malaysian Rally 金曜日

朝からシェイクダウン、夜にスタートセレモニーがあった日。
昨日までと違ってこれといったトラブルも無く、順調な1日でした。
唯一トラブルといえば、朝早起きしてレキでとったビデオを見ようとしたら、昨晩まで何でもなかったタブレットの電源が入らなくなっていたことくらいです。以前、マレーシアの別のラリーで、朝起きたらGoProの電源が入らなくなっていたことがありましたが、それと同じ種類の何かだろうか?

2016年10月28日金曜日

Malaysian Rally 火曜日から木曜日

火曜日、到着と雑用でレンタカーや電話の手配など。
水曜日、レキ車の準備とテストなど。そしてブログに携帯から写真がアップできなくなり。
(あれこれいじっているうちに火曜日の投稿を消してしまいました。残念。。。)
そして本日は朝から暗くなるまでレキがありました。
午前中、レキ車にちょっとしたトラブルがあって止まったり、ゲリラ豪雨の洪水で立ち往生したりと、まるでアドベンチャーの旅でした。今日はSS4の橋の上で野営かと思いましたよ。マジで。
帰って来て、まだ仕事は残っていますが、今日は(というかいつも)早寝して明日の朝に冴えた頭で続きをやろうと思います。ではまた~

2016年10月11日火曜日

とかち2016


まさかの連投です。
昨日、10月9日は今年の北海道ラリーシリーズ最終戦、「とかち2016」で陸別町に行ってきました。スタート&サービス&フィニッシュ会場はおなじみの陸別イベント広場。ステージは林道Yayoiのショート&ロングといわゆるRikubetsu(リクベツサーキットのグラベル部分のみ)、トータル約40㎞、北海道シリーズとしては長い方だと思います。

結果は今年GRBに乗り換えたヤマケン/瀧組が2位に入って、ドライバー部門、コドライバー部門ともにRA-5クラスのチャンピオンを決定。7年連続?でしたっけ?多すぎてわからなくなるくらいの連続チャンピオンです。しかし、優勝したのは前戦ARKスプリント300に続き、赤ランサーの大藤/秋山組。出場戦数が少ないため、チャンピオンのシリーズ戦略を脅かすには至りませんでしたが、連続チャンピオンも必ずしも安泰ではないということで、刺激になってよいですね。


今回はそんな選手を支えるうどん係としてサービスに参加してきました。寒い予報だったので、メニューはもちろん油うどんです。実際は日中はかなり暖かかったので、肉うどんに進化させるべく、油はできるだけ回収することに。まあまあ普通の油具合になったのではないでしょうか。


今年の収穫はエノキとヌメリスギタケモドキでした。モドキというあたりがちょっと怪しいですが、野性味あふれる食用きのこです。そして、エノキといえば晩秋の代表。雪虫も飛んで、もう冬は目の前です。


2016年10月10日月曜日

Rally Hokkaido 2016

(C)Tsutomu Nagase

油断しているうちにすっかり日が経ってしまいましたが、次の準備が本格化する前にラリー北海道をまとめておこうと思います。

毎日の成績は毎日更新してきた通りです。APRCの総合8位でフィニッシュ。特筆するような事件はナシ。毎回課題のペースノートは、「エストニアで、一緒に出たマイクにいろいろ教わってきた」とのことで、マイク・ヤング先生の去年のノートを参考にして、加筆する形で作成することに。ベースの無いアショロロングはサンジェイさんがイチから作るオリジナルでしたが、道の形状が易しいというのを差し引いても、オーストラリアの時よりずっと良くなったと思える出来になりました。

コドラとしては、サンジェイさんの「今回、ペースノートを聞いて走るというのがどういうことか初めて実感できた」というコメントに、少々驚きつつも嬉しく思いました。SSタイムはまだまだ詰める余地は大きいですが、千里の道も一歩から。今年あと2戦、一歩、二歩、三歩と着実に良くなって行きたいものです。


ところで全然違う話ですが、ラリー中に更新した記事を後から読み返してみると、毎日「寝ます」で終わっていることに今日気が付いてビックリ。朝3時50分起床、4時半にホテルを出た最終日は、チームディナーを経て飲みには行かずにホテルに戻り、夜中までパッキングをして記事を更新し、月曜もまた朝4時半に帯広のホテルを出て、朝から普通のサラリー(ウー)マンの一週間が始まりました。

日本のサラリー(ウー)マンとしては、こうやって休みを取らせてもらえているだけでも相当恵まれていると思うのですが、全く違う文化のバックグラウンドを持っている人と毎日朝から晩まで一緒にいると、会社で有給休暇の数が決まっていたり、休みが取れなかったり取りずらかったりということから、道路を運転するときのルール、食べ物の果てに至るまで、自分が当たり前だと思っている常識について常に自問してしまいます。自分がサラリー(ウー)マンであり続けていたり、生卵や納豆を当たり前のように食べたり、優先道路の交差点を特に気をつけることもなく通り過ぎたりすることについて、妙に意識的になる一週間でした。

結果としては今日もサラリー(ウー)マンだし、卵は火を通したけど納豆は食べたし、何も変わってはいないけど、何かが変わりつつあるような、何か選ぶ時が来たら無自覚な常識から一歩離れたところで判断できるような、そんなことはラリーに出て成績がどうだとか、シリーズがどうだとか、スポンサーやメディアがどうだとか、ラリーに参戦するに当たって考えそうなそういうこととは全然関係ないけど、今年よく感じていることです。ああ、なんかわかりにくいけど、奥深いです。

あとは雑多な写真で語るラリー北海道。


今年の道東地方は台風で大きな被害が出て大変なことになっているという印象だったかと思いますが、ラリーはいつものように迎えていただきました。特に陸別の奥の方を走るクンネイワのステージは、結果的にはコース変更でカットされてしまいましたが、地元の方が道路補修に大変な努力をされたとのことです。ありがとうございました。


毎年リエゾンにいる写真キッズ、今年も元気でした。だんだん大きくなってきたな。


サンジェイさんにおみやげまでいただいた帯広在住のご夫妻。熱烈応援ありがとうございました。六花亭のお菓子はサンジェイさんの食べられるものだったので、全部家へのおみやげに持たせました。


ブラザーズ。左、日本代表のヤスイ選手。右、ニュージーランド代表マルコム選手。



弟が持ってきた日本語会話本で、ろくでもない日本語を教える兄。


そしてヴィッツ。次に期待。

今シーズンも残り少なくなってきましたが、次は月末のAPRCマレーシア。北緯1度、10月の平均気温は27.0℃、ケッペン気候区分では文句なしの熱帯雨林気候、安定の蒸し暑さ。楽しみなような怖いようなですが、熱中症に気を付けてがんばりたいと思います。