2012年7月18日水曜日

ツールド東北



熱心な読者の方に「旅日記楽しみにしてます!」と励ましのお便りをいただいたので、張り切って書きます。ほめられて調子に乗る子なんです。さすがほめ上手の大泉さん!いつもありがとうございます。

今回のラリーはもうこの車、通称「黒いコ」に尽きますよ。木曜日に見た時にはユ○が付いていなかった。その後数々のトラブルを克服し、最後にトラブったブレーキランプも無事点くようになり、金曜日の21時15分苫小牧発のフェリーに乗るのに、札幌を出たのはちょっとここには書けない時間です。乗れてよかったです。


フェリーの中ではまったりムード。北海道からの遠征組はセキネン号、ビッグ号、ワダマコト号の3台5名とサービスのけーこさん。シルバープリンセスは2等にも鍵付きの個人ロッカーと物掛けがありました。久々のフェリー旅♪♪
青森到着後は八戸から高速で弘前まで移動、先頭はセキネンです。
「・・・ビッグさん、オイル臭いよね?」
「・・・ハイ。」
「・・・この水滴みたいの、雨じゃないよね?」
「・・・・・。」


ということで、サービス会場に着くなりガードを外しますか。レキに行けてよかった。

ところで、今回のラリーは「申告チェック+SS」という北海道ではあまり無い設定でした。異文化です。CPに行ったら自車がそこにチェックインする時間を(だいぶ早く着いて)申告し、SSはそこのSSの都合のいい時間に始まって1分おきにスタートするという設定。ローカルなラリーはこれはこれでいいと思うけど、SSの前で何分待たされるか行ってみないと判らないので、いつからヘルメットを被っていいか判らず、ちょっとせわしない感じでした


なので、早くチェックポイントに着くとこういう(↑写真)なんだか妙なことになってたりします。コレ見て不覚にもしばらく悩んでしまった。


サービスにリトルジャイアント登場!今回はクルマが途中で不調になってしまい「ボロ(黒いコ)には負けねえ」はかないませんでしたが、速さ健在です。


BC-4 クラス表彰式。ビッグ大藤選手が5位だったのは既報のとおりです。優勝はセキネン&巧。あの32φリストリクタのランサーエボ2、黒いコでよくぞここまで・・と褒め称えたいところですが、壊れすぎです。
どんなドラマがあったかはいずれRally Doが配信してくれるでしょう。私が覚えている限りではスタート後もミッション不調、オーバーヒート、ラジエーターキャップ破損、外装破損等々さまざまな苦難が襲い掛かったらしい。そういう意味でもよくぞここまでたどりつきました。おめでとう。
 優勝の2人近影。なんか画面が小さいような気が・・・


日曜日は主催のCMSC青森、鶴ヶ谷会長宅のオフィシャルご苦労様会にまぜていただきました。中学3年生の少年の津軽三味線を拝聴中。くつろぐ席で気軽に三味線がある、こういうのは北海道には無いなあ。津軽三味線って弦(と呼ぶのかわからない)そのものの音がマイナー和音の倍音で出来ていて、あの独特の音色になるのかなあ・・。


その後は酸ヶ湯温泉に漬かり、


青森で大西選手と兄貴ストーリアの2人に接待していただき、暴飲暴食の楽しく長い夜をすごしました。ごちそうさまでした。懲りてませんよ、またよろしくお願いいたします。青森港は花火大会。



翌日、津軽海峡をフェリーで渡り、私たちの島に帰ってきました。北海道はやっぱり道路が広くて長距離移動が楽チンだなあ。



ということで、長い長い青森旅日記を終わります。
次回ラリー参戦は9月のラリー北海道の予定。それまでどうやってラリー日誌をつなぐか悩むわあ。




2012年7月15日日曜日

ツールド青森 結果

ビッグ大藤選手、初遠征でBC-4クラス5位になりました。夜メロメロだったのは周りもメロメロだったのか??
優勝はセキネン。朝のエンジンオイルシャワーから始まって数々の当日トラブル修理お疲れサマー

2012年7月14日土曜日

ツールド東北 フィニッシュ

無事完走できました〜!順位は不明です。夜の部はキビしかった。

ツールド東北 ステージ2スタート

ステージ1はクラス5番手で折り返しました。ステージ2はあと4SS。完走完走!

ツールド東北 スタート

ビッグさんがんばって〜

ツールド東北 レキ終了

リンゴ畑の迷路みたいなところを走りましたよ。走っても走っても走ってもリンゴ畑。平らなところは田んぼ、平らでないところはリンゴ。

今日は今年6回目のラリーで5人目のドライバーで4回目の代打です。
ドライバーのビッグ大藤選手は初道外で、チーム仲間のハギに「大藤さんなんか打たれるに決まってますよ。」と言われてきたたらしいので、見返すべく?がんばりたし。1号車16時スタートです。

到着

岩木山とリンゴの郷に着きました〜
8時から受付、それからレキです。

2012年7月9日月曜日

今週末は青森へ。そして過去との邂逅。

シルバープリンセスでですよ。
惜しむらくは八戸は近すぎて、フェリーを満喫しているうちに寝る間も無く着いてしまうこと。もう10時間くらい余計に乗って、寝るのにも飽きたとか言ってヒマ疲れしたいなあ。で、またも代打で、セキネンラリーチームのビッグ大藤選手と、エボ7で、CMSC青森主催ツール・ド・東北です。2008年以来の青森。ビッグさん的には初めての道外進出だそうなので、テーマは「新鮮な驚き」にしよう。

前の青森に行った時はどんな感じだったんだろう?と思って、2008年の(元祖)ラリー日誌を見てみたところ、興味深くて、ついつい読み込んでしまった。

ここ何年かのラリー活動は何度かの「たまたま」をきかっけに、不連続に続いてきてると思うけど、たまたま、と言っても、それまでがあったからこそそれは「たまたま」になるんだろうし、今のところ「あの頃に戻りたい」とは全く思わないので、そんなにハズレでもなかったのかな。今は、この先すごい「たまたま」が来たときに即決できるように準備しとこう、とか素で思うんだから、図々しいにもほどがありますな。


自分のメモ的に過去記事より抜粋。
こんなこと書いてたのかー。北村さんと出た最初の年ですね。

2007年4月4日の記事から-----------------------------
コドライバーとしての参戦は、何年も大変な思いをしながらドライバーとして走ることにこだわってきた自分にとっては、正直、複雑な気持ちもあります。ただ、ここ数ヶ月考えつづて少し判ったことは、まず一番はラリーをやりたいということ。そして、おそらく未知の世界を経験することによって、人は変わるだろうということ。どう変わるのか具体的なことまではやってみなけりゃわかりませんが。2008年のシーズンを迎える頃、自分はどんなふうに変わっているだろう?そう考えるとドキドキものです。

2007年12月31日の記事から--------------------------
面食らいながらも結局はそのオファーを受けることにし、それにともなって自分の中で「今までドライバーにこだわってやってきた所にはもう戻れないかもしれない」というような覚悟のようなものも生まれたような気がします。それまでコドラをやることはあっても、あくまで本業はドライバー、その糧にするためにコドラをやるという意識でやっていました(乗せてくれた皆様ごめんなさい)。しかし今となってはコドラとしてスキルアップしてみたいという気持ちの方がずっと強い。あくまでドライバーとは違うコドライバーの仕事に魅力を感じています。チームとしてラリーをたたかう面白さ、なのかな。また、改めて気づいたのはラリーに求めるものは人によってさまざまである中で、自分はあくまでコンペティションにこだわりたいタイプだということ(きっと子供の頃からそういうコだったに違いない)。一言で言うと競争好きなんです(笑)。日本社会ではなかなか正直になれないタイプですな。去年インテを作ったとき、絶対にコンペティティブになりえない体制でラリーに出ることにどう興味をもったらいいのか判らなかった。そんな中で、チーム全員のあらゆる努力の結果として棚ボタやまぐれでなくまっとうに「勝ちたい」と思っており、実際にそのポテンシャルが充分にあるチームの一員としてラリーができるというのはとても楽しいことでした。

2012年7月3日火曜日

ラリー洞爺 動画

今回も主に職場の皆様(主に大泉さん)へ。
いつも快く送り出していただきありがとうございます。
前回より多少登場シーンが増えました。



もうひとつ。


・・・次回もよろしくお願いします♪

2012年7月2日月曜日

ARKラリー洞爺

ARKラリー洞爺終了。
既報のとおり、エンジントラブルでリタイアでした。

そこまでも徐々にエンジンパワーは落ちていたと思うけど、SS5は明らかにアレ?と思うタイムで、次のリエゾンではあらあら?と思う状態で、SS6は「俺、もうスタートからずーっと(文字通り)アクセル全開よ?」という感じでトップから3.3秒落ち、12番手タイム。サービスに戻ったところで終了。
選手としては、ただ一言、無念としか言いようがないです。
応援してくださっている皆様、前回に引き続きがっかりさせて本当に申し訳ないです。ごめんなさい。


ここからはいつもの旅日記風な感じで。


金曜日、レキ中のひとコマ。山の中で雑談で暇つぶし中。
前戦福島のJRCAビデオでは「足んねえよぉ~」という中原コドライバーの嘆き節があまりに印象的でしたが、今回はその柳澤/中原選手が勝田/足立選手の追い上げを許さず優勝。おめでとうございます。


金曜日のセレモニアルスタート前の1枚。1番になるつもり満点だったんだけどなあ。ちなみに午後7時過ぎの写真です。この時期の北海道は日が長い。


デイ1、スタート前。セクション1は柳澤、炭山、鎌田の順、柳澤選手と1.8秒差の3番手でした。そしてセクション2。セクション2終了時には柳澤選手と8秒差が付いたものの、まだ2位だったのに・・・


終了~。はあ。。。(-_-)

・・・まあまあ、話題を変えますか。
今回はいつも地区戦で美味しいゴハンを作ってくれる杉田夫妻が来てくれました。デイ1はホットドッグとジンギスカン、デイ2はスープカレー。デイ2の楽しみはもうこれしか無い!ということで、しっかりいただきました。しかも最初に。クオリティ高いです。ありがとうございました!


JN2りなちゃんのワンコとたわむれる、ねんくちゃんズのお2人。どう撮っても絵になって良いですなあ。


帰り際にチームPTA?のコドラの皆様。冷静に考えるとあたしはチームPTAじゃないと思うけどな??素敵なおねえさま方ですよ。一番右の方はマサヒコからマサコに改名したとかしないとか。

次の全日本は9月のラリー北海道。次こそは・・・