2012年9月8日土曜日

ラリー北海道 プレスリリース

“ --- 卓麻は言った。

 「これは俺たちの プロジェクトX なんだ。」 ”





・・・みたいな感じですね。カッコいいなあ。広報さんお疲れさまです。
www.kamadatakuma.com にラリー北海道参戦のプレスリリースが載りました。
リンクはこちらから(pdfです):

日本語版
English version

pdfで携帯から見づらいよ!という方のために、そのプロジェクトXっぽい日本語版のさわりだけ抜粋して載せておきます。ちょっと長くなりますがご勘弁ください。
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元PWRC/APRCドライバーの鎌田卓麻(かまだ たくま)は
9月14日から16日にかけて北海道十勝地方で開催されるラリー北海道の
全日本ラリー選手権部門に自らが率いるプライベートチームより参戦する。



現在38歳の鎌田は、出場可能年齢になった直後の1996年7月に全日本ラリー選手権に初めて出場し、父、鎌田豊を始めとする強豪がひしめくクラスでいきなり2位に入賞。その才能の片鱗を見せると、翌1997年にはテインジュニアチームに加入し、早くも国際ラリーのキャリアをスタートさせた。1999年にはテインスポーツが走らせる世界最高峰のワールドラリーカー、カローラWRCのドライバーに抜擢されてWRC(世界ラリー選手権)に参戦。その後も順調にキャリアを積み重ねていくものと思われた。ところがそこへトヨタのWRCからの撤退などの逆風が吹き、鎌田は国内へと活動の場を移すこととなった。


2003年から2005年にかけては東京スバルラリーチームから全日本ラリー選手権にエントリーし、2005年にはチャンピオンを争った末にシリーズ2位を獲得。その実力を見込まれ、2006年にはスバルのラリープログラムの一環としてPWRC(プロダクションカー世界ラリー選手権。WRCの量産車カテゴリー)に出場。再び海外に飛躍する機会が巡ってきた。ところが、2008年末のリーマンショックの影響によりスバルはラリー活動縮小。鎌田は再びシートを失うこととなった。以来3年、雌伏の時を過ごしてきた鎌田だったが、2012年は戦闘力の高いパッケージで全日本選手権にスポット参戦する機会を得た。ところが復活のシーズンになるものと思われたのもつかの間、参戦チームの計画変更に伴い鎌田の今年の活動は白紙となってしまった。


しかし、鎌田と彼をサポートする仲間たちが戦い続ける気持ちを失うことはなかった。エントリーの締め切りまでのわずかな時間の中で、ラリーカーやサポート体制を始めとするあらゆる要素を準備し、北海道十勝地方を舞台に国内最大規模で開催されるイベントに鎌田自身が率いるプライベートチームとして参戦することを実現させた。


今回のラリー北海道は、日本屈指のスピードと経験を誇るラリードライバー鎌田卓麻が自らの今後のキャリアをかけて挑む決意の一戦となる。

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