ラリーに選手で行くとなかなか食べ歩く時間がありませんが、今回はフリーだったのでいろんなお店で美味しいものをいただくことができました。そのレポートでも。
龍遊の町にも食堂がたくさんありますが、エスニックグループによって行きつけの店が分かれていて興味深かったです。

日本人御用達の店その1、通称「鶏鍋屋」。注文方法は
(1)何をダシに使うかを選ぶ
(2)何を付けて食べるか選ぶ(写真の赤い小皿に乗っている”薬味”)
(3)鍋に入れる具を選ぶ(リストには50種類くらいあった)
写真の鍋は烏骨鶏(とさかの先から足の先まで、皮も肉も黒い。羽は白が多いらしい)の鍋。ウコッケイ肉初めて見た。本当に黒いんか!
具は野菜各種、きのこ、肉、魚の練り物、豆腐、うどん、春雨など。日本で見慣れたものが多いです。

日本人御用達の店その2、通称「火鍋屋」。注文方法などは鶏鍋屋と同じです。火鍋屋といっても日本で火鍋屋の象徴のように思われている2つに分かれている鍋ではありません。鶏鍋屋との違いはベースのスープから作るか(鶏鍋屋)、スープは最初から出来たものが出てくるか(火鍋屋)。全く辛くないスープも選べます。その場合、辛めをお好みの方は赤い付けダレを使う。

「注文リストを見てもよく判らん」と言ったら、厨房に連れて行ってくれました。指差し確認でアレコレと注文します。そしてこの2店が日本人御用達になっているもうひとつの理由は冷たいビールを置いていること、だと思います。よく置いてあるのは「雪花」
「千島湖」「青島」など。アルコール度数3%くらいのものが多かった。

こちらはマレー系チーム御用達の清真食堂。すなわちイスラムOKな食堂です。鶏、牛、羊、野菜などの料理が出てきます。もちろんアルコール類は一切置いていません。MRUとプロトン(クスコもか?)のイスラム教徒なメンバーは毎日この食堂です。日本人的には刀削麺がおすすめ。

私が注文した”しいたけと牛肉炒めめし”。スープをかけた方がうまい。
西洋系の人々はやっぱり洋食がお好みのようです。聞いた話によるとMotorImageが来ていた時は毎食コーヒーショップ(夜はバーになる)で洋食だったらしい。洋食屋さんは写真無し。

郊外でのお昼ごはんは運転手のフー君チョイス。写真の鍋の具材は豆腐と菜っ葉の漬物、全体的に野菜や大豆製品(豆腐、ゆばなど)と肉料理という感じでヘルシー。発酵食品も多いです(漬物を味付けに使うなど)。

別な食堂で。土鍋にはよく煮込まれた鶏とトマトのスープ。こういうものの鶏はトサカの付いた頭から足の指の先まで内臓以外全部入っています。窓の外を走り回る鶏を眺めながら鶏トマトスープを食べる。

町の朝ごはん、おにぎり屋台です。手のひら(ビニールが敷いてある)に白おこわを1cmくらいの厚さに広げて、いろんな具を載せてさらにおこわを重ね、にぎる。1個2元(約25円)。朝の町中はいろんな朝ごはんの屋台が出ていて、町の人でにぎわっていました。

食を支える市場。手前は漬物屋さん、奥は野菜コーナー、果物屋や肉屋もあります。基本は丸のまま売ること。さすがに豚は大きいのでカットして売ってましたが。

村のよろず屋さんの前でもご覧の通り。うー美味しそう。ちなみに手前の棍棒風の植物は”山くらげ”です。魚はフナと何か淡水魚。店内にはキノコ、豆腐、乾物を戻したもの、酒、根菜類など、ところ狭しと並んでいました。

よろず屋もやっぱり鳥は丸ごと。水かきの有無でアヒルと鶏がいることが判る。

農家の食卓。手前3皿は左から「豚の皮」「豚の耳」「豚の顔の肉」。美味かった・・。奥に野菜の炒め物と海老。ジュースのペットボトルに入っている焼酎を勧められました。飲めない人は断っても大丈夫。
と、まあ尻切れトンボですが、中国日記を終わります。
ごはんが美味しかったということで。明年見!(また来年!)
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