2014年2月5日水曜日

BICC Rally of Tsumagoi 2014

モティベーションをあげるもの。



噂に聞くつまごい冬のラリー祭に行ってきました。
結果はrallyplus.netに「貫禄の優勝」と書かれた、まさにそのとおり。ある意味、そうあってもらわなければ困る、ということでもあるように思いますが。

今年の特徴といえば、昨年までと出走順が違ったこと。東日本選手権にエントリーした19台が(FFの小さい車まで含めて)全部走った後、BICCカップ(東日本選手権のポイント対象外)の選手が走りました。冬のラリーでは、ほんの少し出走順が違うだけで路面状態は激変し、多くの場合は後の出走になればなるほど路面はスタッドレスで磨かれてツルツルになっていきます。

今回は、例年優勝争いを繰り広げる、「世界」ことトシ新井選手と「レジェント」こと超地元スペシャリスト黒岩選手を20番以降にしたことで、地区戦枠で最初の出走順となる選手とのタイム差が付きにくくなり、総合優勝をかけて戦うBICCカップの展開が面白くなりました。

普段地区戦を走っている選手にとって、地区戦仲間と競い合うだけでなく、「世界」や「レジェンド」とタイムを競ったり、走りを比べたりする機会があり、しかも意外とタイム差が付いて勝っちゃったり、圧倒的に負けたりできるのって、相当刺激になると思うんだけど実際のところどうなんでしょう?

コドラ的には随所で至らなさを露呈。うう~ゴメンなさい。しかし、「失敗の中にはたくさんのヒントがある」という意味では、ドライバーには申し訳ないけど、これもまたもっといい仕事へのモティベーションが上がるというものです。

最近はコドラで乗ってドライバーに怒られることはなかなか少ないんですが、これが、コドラが「偉く」なってしまっていたり、お客様扱いされていて怒られないんだったら、ちょっとマズいと思うのです。その点、トシ新井選手の容赦なさはある意味ありがたく、次にラリーに出るときはあれをこう変えてみようとか、試してみたいことをたくさん思いつきました。

ドライバー的には、どうなんだろう?今シーズンがもっと速く、今より速く走るためのモティベーションが上げられるシーズンであることを願ってますよ。




ラリーが開催されたのは浅間山を近くに望む群馬県嬬恋村。同じく夏野菜産地の北海道ではマイナーですが、関東では夏涼しい気候を活用した夏野菜栽培で有名な村です。




そう、嬬恋といえばキャベツ、と、子供の頃、社会の授業で習いました。そして、かつてスピードスケート界を風靡した何人もの黒岩選手達。何から何まで私の嬬恋イメージそのままの地元の大スター、「レジェンド」黒岩選手のキャベツ号です。とってもリアルなキャベツがステキ、しかも速い。



今年は事前情報どおり雪は少なめで、最近除雪したばかりの林道SSにはかろうじて雪と雪壁があるものの、リエゾンには沿道含めほとんど雪は無し。SS内はコーナーによって雪・アイス・舗装・ブラックアイスとめまぐるしく路面が変わります。そしてつづら折から平均速度94キロのパノラマラインまで。難しいです。

パルコール嬬恋のショートステージはコースの形に雪は敷いてあっても、選手がずっとその上を走るわけも無く、ダートラになってました。容赦ない運転手に砂利をぶつけられた皆様、ゴメンなさい。
写真はパルコールで見かけた「100円ショップで買えるオーバーシューズ」。なるほど。これは使えるかも。道内では見たことが無いかな?

 
そんなわけでタイヤもズタボロに・・・まあ、リアタイヤは最初からボロだったけど。まともだったフロントも終わる頃にはボロボロでした。パルコールではもったいなくてタイヤ交換です。



今回は東日本組が前を走るので、コースクリアを確認するオフィシャルカーが東日本戦とBICCカップの間に走りました。ドライバーは綾部(美津雄)さんです。「俺が露払いしてやってるんだから、お前ら気持ちよく走れてるだろう!」と言いつつ、本人も気持ち良さそうに走っておられましたよ。おん年67歳。まだまだ若い、そして速いです。

Photo by Nopposan

あんまり写真が無いんですけど、バンパーが無くなることもなく、形もほとんど変わらず、最初のSSでちょっと深雪にハマったくらいで、びっくりするほど何事もなくフィニッシュ。さすが。持参した作業用防寒手袋はタイヤ交換に活躍しました。

Photo by Nopposan

夜のパルクフェルメ。
なんか幻想的ですね。サービスパークは「ホテルグリーンプラザ軽井沢」にあり、一般のお客様もたくさんいる場所です。パルクフェルメは足湯の前。

Photo by Nopposan

夜はいよいよ、かの有名なパーティ。
表彰式、超いい笑顔です。

Photo by Noppposan

父と息子の親子漫才にもゲスト出演させていただきました。詳細はとても公共の場には書けませんが、要するに、いろんな面で子は親の背中をみて育つということです。

Photo by Ayako F.
女子のみなさまと。妖怪も混ざってますが。


最後に旅日記を少々。
今回は行きが成田行きのジェットスター、帰りが羽田からのスカイマーク。1月から新しいLCC、バニラエアも就航して、千歳からの移動は本当に安くなりました。航空会社によって微妙に客層が違い、ジェットスターは外国人率高し。隣は外国の人かも、と普通に思う感じです。帰りのスカイマークは最終便ということもあって、周りはディズニーランド帰りの若い彼氏彼女だらけでした。そこの彼、彼女をエスコートしていい気になる前に、よその人にもっと気をつかいなさいよ。


ジェットスターの「機内安全のしおり」。
機内でのストレッチの仕方かと思いました。いいセンスです。

では、また。

2 件のコメント:

  1. こんばんわ
    「モチベーション」
    大事ですよね
    モータースポーツで例えるが出来なくて申し訳ないけど、何事にもそうだと思います。
    仕事・組織・社会…
    どんな場面でも、モチベーションを上げるべく「容赦なさ」も必要なんだな。
    でも、容赦なさを言う人が薄っぺらい人だとそれも効果ない様に考えてしまうんですよ。
    「容赦なく」出来る人になってみたい
    そして容赦なくされてみたい



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    1. さらいんさん
      先日に引き続きコメントありがとうゴザイマス。
      何事も怒られているうちは楽チンですもんね。怒られなくなったら、自分でモティベーションを上げていかなければいけない、コレは相当大変だと思うんです。

      あと、ドライバーとコドライバーが必要だと思っていることの範囲を超えていろんなことの必要性に気づくのはなかなか難しい、というか、もうそんなのを偶然思いつくほどヒマではないので、今回みたいな機会からいろいろ吸収したいもんです。なんか判りづらいですが、あたしホントに至らないなあと思って。

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