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「洞爺はミラージュ借りて出ようと思ってるの。」
ミラージュよりちょっと速い黒ランサーで苦渋を舐めること2戦(ワタクシは3戦)、とうとうセキネンここにありというのを見せつける機会が巡ってまいりました。
2015 ARK Rally 洞爺はJN5クラス優勝で終了。
しかも同じくミラージュに乗るタクローくんと1-2フィニッシュという出来すぎな結果です。
全国のちょっと古い競技車に乗るローカル選手の皆様、見てくれましたか?
がんばりましたよ!
今年の6月1日付けで、JAFは2016年の日本ラリー選手権規定を施行し、その中でラリーRJ車両に「自動車製造者が当該車両(同一車両型式)の生産を中止(終了)した10年後の当該年末まで資格を有する。」という1文を追加しました。
すなわち、ミラージュはもちろんのこと、JN5クラスに一定数のユーザーがいるDC2インテグラやEK9シビック、NCP15ヴィッツなど、2005年以前に生産を終了したクルマは2016年以降の全日本ラリーの選手権クラスに出られなくなるということです。
降って湧いた話です。
中途半端に古い車がこうやって出てくるのは「絵」として美しくない、全日本ラリーをやるのは相応の資金や体制が準備できるチームだけで充分だ、本来そういうものだ、という意見があるのは知っていて、ある程度は理解しているつもりなので、10年規制についてとやかく言う気は無いのです。古めの車でモータースポーツ自体が出来なくなるわけではないし、そういう車に乗る選手が主体になる地方のシリーズは別なルールで運営することも可能なので。
しかし、今突然発表して来年?
これは通常、1年は猶予を持って実施する性格の変更では?
いきなり?という感覚はぬぐいきれません。
この後何か大きい変更を控えて、取り急ぎ、ってことなのかしらね。
ここからはいつもの小ネタ集で。
google map
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洞爺湖温泉街と羊蹄山 |
この一帯は日本有数の火山地帯でもあります。噴火湾がカルデラであることには議論があるようですが、10万年くらい前の大噴火で出来た洞爺カルデラ(洞爺湖)とその外輪山、有珠山や昭和新山があります。羊蹄山もコニーデ型の火山だし、ニセコ連峰もそう。火山マニアにはたまらない一帯です。拠点となった洞爺湖温泉も明治43年の噴火のときに発見されたんだったと思います。温泉街に程近い四十三山(よそみやま)はその時に生まれた山だったはず。
ラリー中曇った時間もありましたが、レキからデイ2まで充分に青空を堪能できました。全日本ラリーフリークの方はもうお気づきかもしれませんが、大会期間中ひとつも雨のSSが無かったのは、なんと昨年のラリー洞爺以来1年ぶりです。
今回はガレージセキネンから3台の出走。初全日本のビッグ大藤選手(No17)、2年ぶり3回目の全日本出場となるたっくんこと松倉選手(No29)、それと2013年ラリー北海道優勝以来となるせきねん選手(No22)です。いろいろトラブルはありましたが、全車無事完走、冒頭にも書きましたがJN5の1-2フィニッシュという結果。長くやっていればそういうこともあるんだなあ。
(c)suyan
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フィニッシュではシャンパンファイトがありましたよ。
教え上手のせきねんさんのおかげで今年はちゃんとスプレーできました。
洞爺の余韻覚めやらぬところですが、勝って兜の緒を締めよということで、次の機会に向けてまたがんばりたいと思います。せきねんさんも早く車直してください。
では皆様、また。
やったね!!
返信削除ありがとう〜ございます〜
削除ミラージュってそこそこ最近というイメージなんですけど(個人的には)、もう新車で買えなくなって15年も経つんですね。時の流れが速くて驚きます。(^^;;
コメントの人間確認が楽になった ^^)
返信削除優勝おめでとうございます。
返信削除今年の活動はどうなる事かと思っていた矢先にこのニュース。出来すぎです。
次戦はどこですかね。さらなる活躍を楽しみにしていますね。
いくらさん、お久しぶりです!
削除今年の活動は…出たとこ勝負と言いますか、洞爺は最初から予定に入っていましたが、後の予定は未定です。しかし、福島にも?行っちゃうみたい?なので、暑さに負けずがんばりたい。個人的にはその後、お盆にマレーシアンラリーに行く予定です。