Malaysian Rally 2015

もう夏終わった感満点の札幌にいると、先週の出来事なのに遠い昔のように感じられます。

 

既報のとおり、Malaysian Rally 2015はSS1から車の不調に悩まされ、サービスのたびにいろいろ手は尽くしていただいたものの、結局解決できず。Day1の最後の2本合計45kmはタイムアウトになりそうなペースでしか走れないのは確実だったので、ペナルティをもらって修理に専念することとし、Day2は最終SSまでガマンガマンでなんとか走りきりました。

伊藤選手応援団にはほんとごめんなさいな結果でした。

 

 

何本かSSを走るうちに、エンジンを切って車を停めて30秒位休憩するとちょっとだけマシになることがわかったので、長いステージでは何度か休憩を挟みながら超マイペースでフィニッシュ。SS中に定期的に休憩するというのはなかなか希少かも。

 

それ以上ラリーの内容についてコメントすることが無いので、いつものように雑ネタなど。

 

 

車検スケジュールです。

よくあるように車番ごとに時間を決め、出走前の車検を受ける事になっています。

Prayer & Lunch Break。イスラム国家マレーシアでは、昼休みは「ランチとお祈り休憩」のようです（なぜ”金曜日の”お祈りなのかは不明）。新聞にも国内各地のお祈りの時間の欄がありました。（そんなに離れていない気がしますが、各都市によって微妙に違うようです）。隣のショッピングセンターにも男女別に立派な公共の「お祈りの部屋」があります。

 

TC1の時間調節中。農園の私有地の中ですが、観客もそれなりに入っています。競技車は先着順に日陰に陣取る。日なたは暑いですが、日陰に入るとちょっとマシ。気温は30℃より高くても35℃にはなっていない感じで、先月の福島よりよほど過ごしやすかったです。ルーフベンチレーターと窓を開けておけば、充分耐えられるくらい（個人的には）。

その場所にあった看板ですが。うっかりしていましたが、ガスマスク、必要だったんでしょうか。

見づらいですが、レッキ中に体長約1mのトカゲがいました。
超マイペースです（トカゲが）。しばらくこちらをじっと見つめた後、悠然と歩き去りました。右前足と左後足を同時に上げて一歩、左前足と右後足を同時にあげてまた一歩…

HQホテル隣のフードコートにて。日本人もそれなりに来るとみえて、CLAY POT CHICKEN RICE屋さんの看板には日本語もかいてありました。が、「レイ　ぽ　テケン　ライ」？？？？
解読していただいたところによると、CLAY POT CHICKEN RICEをマレーシア風に発音したものを仮名で表現してこうなったようです。そしてこの調子で発音されるマレーシア英語を聞き取るのは結構慣れが必要。それを更に仮名で書いたものを仮名で理解しようとするよりは、簡単だと思いますが。

マレーシア人はマレーシア訛りの英語を喋り、日本人は日本訛りの英語を喋る。中国人は中国語の、タイ人はタイ語の。日本で学ぶ英語は特別に選ばなければアメリカ訛りの英語ですが、アメリカ英語だけが「正しい英語」ではないわよね。

行きの飛行機から見えた珊瑚礁。石垣島（右）と竹富島（真ん中くらい）ほか。
暖かければ全ての海岸線に珊瑚礁ができるわけではないようで（私はそう思っていました）、こんなに美しい色に見えるのはかなり希少な印象です。珊瑚礁の島、行ってみたいなあ。

ということで、短いですがマレーシアラリーのまとめを終わります。

早くも今週はモントレーのラリーウィーク。
さすがに前2戦のようなわけには行かないと思いますが、ミラージュなりのベストを尽くせるようがんばりたいです。